自動システム運用マニュアルⅡ(AFS-force版)

こちらではAFS-force版(通貨ペア分散型)を運用していくための解説をしていきます。
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AFS-force版について

AFS-force版の大きな特徴は複数通貨ペア(USDJPY/EURUSD)を同時に運用し、リスクを分散していきます。

運用通貨ペアを分散することで特定の通貨ペアの異常な値動きを他の通貨ペアでカバーすることができます。

また、リスクを分散することで

・週末や月末のシステムオフが不要

になり完全放置での運用が可能となりますが、FOMCなどの世界的通貨に影響を与えるイベントの際にはシステムオフを推奨します。

リスク分散型ではありますが各通貨ペアに対応した細かいロジックを設定していますので、利回り(月利20~30%)を求める仕様となっています。

※より安全的に運用する場合は他のシステム同様水曜午後から含み損を見ながらシステムオフ→全ポジション手動決済を検討されてください。

AFS-forceのリスク管理について

AFS-force版では下記の2つのリスク管理を行います。

AFS-forceの2つのリスク管理
①自動システム稼働オフ推奨日
②資金管理

自動システムの稼働オフ推奨日

AFS-force版は基本的には常時稼働させていきますが下記の場合は自動システムの稼働を停止することを検討して下さい。

①年末~年始の2週間

年末年始は世界中のトレーダーがクリスマス休暇や正月休みに入るので、市場が荒れやすい傾向にあります(ドル円が1日で4円(4,000pips)程動いたこともあります。)。そのため12月の3週目~1月の2週目までは自動システムを停止することを推奨します。

②世界的なイベントが起こる場合

米国の大統領選やヨーロッパ諸国のEU離脱、戦争やテロ、新型ウィルスの発覚、FOMC(アメリカの金融政策を決定する会合)などの世界的なイベントが起きた場合は速やかに自動システムを停止させてください。

 

自動システムを停止する手順

①MT4の「自動売買ボタン」をオフにする。

②ポジションを手動で決済(右側の✖ボタンをクリック)。

③その後、「チャート上で右クリック→エキスパートアドバイザ→削除」をお願いします。

 

 

資金管理

①利益の移動

自動システムを稼働させていくと利益が発生して口座残高が増えていきますが、最初の運用資金を回収するまでは利益が出たらその都度出金(または別口座へ資金移動)して下さい。

<事例>
・元本10万円での運用の場合

①4,000円の利益が発生し、元本が104,000円になる。
②利益の4,000円は口座から出金して元本を100,000円にする。
③8,000円の利益が発生し、元本が108,000円になる。
④利益の8,000円は口座から出金して元本を100,000円にする。
⑤①~④を繰り返す

元本を回収することでメンタルが安定しますので、FX取引に慣れていない方は利益分をその都度出金することをオススメします。

②証拠金維持率の確保

XMでは証拠金維持率が20%以下になると強制ロスカットになり、ポジションを強制的に決済されてしまいます。
(証拠金維持率とは下記の画像の赤枠部分で確認できます。)

そのため、
証拠金維持率を常に100%以上を保つように、下がってきたら追加で証拠金を入金して対応できるように余裕のある資金で運用してください。

もしくは、
あらかじめ証拠金に対する設定ロットを1/2、もしくは1通貨ペアのみの稼働などでの対応をお願いします。

AFS-force版の注意点について

AFS-force版の注意点としては、複数通貨ペアを同時に稼働させますので最初のシステム設置において注意が必要です。

具体的には、対象通貨ペアのチャート対象通貨専用のシステムを設置していきます。

対象通貨ペア

①ドル円(USDJPY)
②ユーロドル(EURUSD)

AFS-force版の設置方法について

AFS-force版は通貨ペアとシステムがセットになっていますので、対象通貨ペアのチャート対象通貨専用のシステムを設置していきます。

順番に設置方法を解説していきます。
(MT4にシステムを取り込む方法はこちらを参照してください。)

①対象の通貨ペアを通貨ペアリストに表示する

1)MT4の「気配値表示」のところで右クリック→「通貨ペア」を選択します。

 

2)対象通貨ペアを選択する。

ドル円(USDJPY)
ユーロドル(EURUSD)

Forex3のフォルダに入っています。
(通貨ペア左側のドルマークのところをダブルクリックして黄色表示にしてください。)

 

3)対象通貨ペアが表示されます。

 

②チャートに対象通貨ペアを設定する

1)MT4の「ファイル」「新規チャート」をクリックして対象の2つの通貨ペアのチャートを表示させます。


 

2)MT4の「ウィンドウ」「ウインドウの整列」をクリックしてチャートを整えます。

3)2つの通貨ペアのチャートが揃いました。(時間足は1時間足を表示させてください。

 

③チャートに対象のシステム(AFS-force)を設置します。

1)エキスパートアドバイザにある通貨ペア専用のシステムをそれぞれの通貨ペアのチャートにドラッグして設置します。(対象の通貨ペアチャート、対象通貨ペアシステムになっているかの確認をお願いします。
(MT4にシステムを取り込む方法はこちらを参照してください。)

 

パラメーターの設定は下記を参照してください。

証拠金別ロット・利確設定について

運用資金(証拠金)によって設定が異なりますので、下記の比率でロット(Lots)・利確(profits)設定を行って下さい。
(AFS-force版は最大で11ポジションを保有します。)

また、force版は最大ポジションを持つと最大利益率70%を求める仕様になっておりますので、状況に応じて早めに利確(手動決済)を行ってください。

下記の設定は2通貨ペアとも共通になります。

<force(通貨ペア分散型)>

証拠金ロット(Lots)利確(profits)
10万円0.01300
30万円0.03900
50万円0.051500
80万円0.082400
100万円0.13000

 

force(通貨分散型):証拠金10万の場合(各通貨ペア共通)

 

force(通貨分散型):証拠金30万の場合(各通貨ペア共通)

 

force(通貨分散型):証拠金50万の場合(各通貨ペア共通)

 

force(通貨分散型):証拠金80万の場合(各通貨ペア共通)

 

force(通貨分散型):証拠金100万の場合(各通貨ペア共通)

 

 

合計値について

上記設定は各通貨ペア同じ設定にするので、例えば10万円設定の合計値は

<ロット(Lots)>
0.01ロットX2通貨ペア=0.02ロット

<利確(profits)>
300X2通貨ペア=600

になります。

 

よくある質問

Q)新型システム(AFS-force版)を200万円以上で運用したいのですがレバレッジ制限の影響はありますか?

A)XMの場合、証拠金2万ドル以上(約200万円以上)になるとレバレッジが888倍から200倍に制限されます。
現在運営側がロジックに影響がないかの最終チェックを行っており、状況がわかり次第当グループチャット及びマニュアルに掲載致しますので、それまでは下記の対応をお願いします。

<対応①>
・証拠金額を200万円以下(180万円ほど)にする

<対応②>
・200万円以上を入金する場合は余裕のあるロット設定にする
(200万円のロット設定をする場合は1.5倍の300万円の証拠金を入金するなど)

※AFS-force版は含み損が少ない設計なのでレバレッジ制限の影響を受けにくいではありますが、場合によっては制限により追加エントリーができなくなる可能性もありますのでアナウンスがあるまでは上記の対応をお願いします。

 

Q)現在safety版を稼働していますが、そのままforce版に差し替えてもいいですか?

A)そのまま差し替えるとポジションが重複してしまうので、含み損のタイミングを見ながらシステムオフ→ポジション全決済した後にforce版の稼働をお願いします。

 

Q)safety版とforce版を同時に運用することはできますか?

A)チャートを3つ表示させてそれぞれにシステムを設置すること可能です。
チャート①(USDJPY:safety版)
チャート②(USDJPY:force版)
チャート③(EURUSD:force版)

※証拠金の配分には注意してください。
(例:safety版で10万円設定、force版で10万円設定をする場合は合計20万円の証拠金が必要になります。)

 

その他ご不明な点や上手く設置できない場合はチャットワークまでご連絡ください。